【短】小さなキミと大きなボク


コタツに座って

ただボンヤリとテレビを見ていた。




視界に入るキミの家。


キミの使っていたものがここにはたくさんあった。



ゴソッと同じくコタツに入ってる誰かが足を動かせば

キミがコタツからでてきたような気がして

喜んでは虚しさを感じる。




キミはここにいないのに

微かな音にさえ反応してしまう。



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