極上!ブラックコーヒー
「最近、忙しくて夏木に会ってないなって思ってさ」
あ……そっか。
ちゃんと言ってなかったな。
「春兄、おめでとう」
「……ありがとう」
やばい、頭くらくらしてきた。これは熱のせいなのか、それとも……
「ほら、早く薬飲んで、今は風邪を治すことを考えていればいいんだよ」
「はぁぁ~~い」
昔から親の言うことは聞かない癖に、春兄の言うことだけは聞いてたな。
「そろそろ俺、戻るわ。店開ける準備しなきゃいけないし」
「私……春兄のこと好きでした」
自分の気持ちを整理したかったのかもしれない。
これだけは言っておかないと前に進めないから……
「……過去形……か(笑)、でもありがと」
心の中がすぅ~と軽くなったような気がして、
「俺はいつでもお前のことは大切だと思ってるから、また『カフェオレ』飲みに来いよ」
「うん!!!」
ありがとう、春兄。
そしてさよなら、
私の『初恋』
あ……そっか。
ちゃんと言ってなかったな。
「春兄、おめでとう」
「……ありがとう」
やばい、頭くらくらしてきた。これは熱のせいなのか、それとも……
「ほら、早く薬飲んで、今は風邪を治すことを考えていればいいんだよ」
「はぁぁ~~い」
昔から親の言うことは聞かない癖に、春兄の言うことだけは聞いてたな。
「そろそろ俺、戻るわ。店開ける準備しなきゃいけないし」
「私……春兄のこと好きでした」
自分の気持ちを整理したかったのかもしれない。
これだけは言っておかないと前に進めないから……
「……過去形……か(笑)、でもありがと」
心の中がすぅ~と軽くなったような気がして、
「俺はいつでもお前のことは大切だと思ってるから、また『カフェオレ』飲みに来いよ」
「うん!!!」
ありがとう、春兄。
そしてさよなら、
私の『初恋』