君がくれたもの
二人は仲直りをしていない。

「ごめん」とも言ってない。

そこで俺、守、美香が仲直りをさすと言う事だ。

「あのさ、菜子は本当に来るって言ったのか?
祐二も菜子が来るの知ってるのか?」

「もちろん!!二人とも承諾済みだ!!
いやーやっぱりさ二人とも昨日の事気にしてんだよ。」

非常に怪しい。何かが起こりそうな予感がする。

俺は、パス。

と言いかけて、やめた。

やっぱり心配だ。

「わかった。協力したらいいんだろ?」

「おう!!
りっちゃんかっけえな!!さすが俺の親友!!」

「かっこよくな……んか」

かっこよくなんかねえよ。

と言いかけた所で視界が揺れ、そのまま……

「りっちゃん!!?」

俺は、意識を失った。

夢を見た。

とても幸せで楽しい夢だった。

いつものように守や祐二や菜子と遊んで。

菜子と祐二は毎日のように言い合いをしてる。

それを俺と守が横に入って止める。

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