とりあえず、まともな服を下さい
「っう…」








「ん?何を隠しているのかな♥」








こいつの言ってる言葉が気持ちわりぃ








いや、こいつの存在自体が気持ちわりぃかも








「文也様!」








その声は…







「立野か!?」








「文也様、スイマセン見つかってしまって…」








「いや、それはいいんだ……ってお前、その恰好」








立野は俺と全く同じ格好でベットの上に座っていた








しかも涙目で








「文也様も……」









そうだ、俺もヤバい恰好だったんだ








でも、俺の服は黒だけど、立野の服………ピンクだ








可哀想に







俺もああなるのか?

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