あったかhome
お母さんとお父さん達と
住んでた所は
郊外だったけど、
すっごく静かで
落ち着いてた所だったなぁ…
………ダメダメ!
辛気臭い雰囲気だしたら!
これから天海さんに
お世話になっていうのに!!
「よしッッ!」
梓は、目的地に向かうべく
キャリーバックを
転がした。
目的地に進むたびに、
静かな所になってる気がする…
「涼しい……」
さっきは暑かったけども、
ここは、さっきと比べて風が
通って涼しい…
人が沢山いて暑かったのかも!
ふふ、と少し笑って
天海さんから
渡された地図を見た。
「えっと、
さっきココ曲がったから…
もしかして、アレかな?」
目の前のちょっと先に見える
綺麗なマンション。
天海さん、あんな綺麗な所住んでるんだぁ…
天海さん綺麗だもん。
そりゃそうだよね…
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