初恋の行方〜謎の転校生〜
「今から九州に行って、帰って来れるんですか? 明日は学校なのに……」
「ん? 余裕だよ。飛行機で1時間ちょっとだからね」
「え、そうなんですか!?」
実は私、飛行機って一度も乗った事がなかったから、1時間で九州まで行けちゃうとは思ってもみなかった。
「実際には待ち時間とかがあるけど、6時間ぐらいで往復出来るよ」
「6時間! じゃあ夕方より前に帰って来れるの?」
「そんなに慌てて帰る気はないけどな。何か用事でもあるのか?」
「ううん、ないよ」
私は首を強く振って否定した。柏木君と、なるべく長く一緒にいたいから。
「ん? 余裕だよ。飛行機で1時間ちょっとだからね」
「え、そうなんですか!?」
実は私、飛行機って一度も乗った事がなかったから、1時間で九州まで行けちゃうとは思ってもみなかった。
「実際には待ち時間とかがあるけど、6時間ぐらいで往復出来るよ」
「6時間! じゃあ夕方より前に帰って来れるの?」
「そんなに慌てて帰る気はないけどな。何か用事でもあるのか?」
「ううん、ないよ」
私は首を強く振って否定した。柏木君と、なるべく長く一緒にいたいから。