初恋の行方〜謎の転校生〜
エピローグ
私は蒲団の中で体を丸め、シクシク泣いていた。
どのくらいそうしていただろうか。
部屋のドアをノックする音がして、それに応えずにいたら、カチャとドアが開き、パチンと明かりのスイッチが入れられた音がした。
「美咲、どうしたの? 大丈夫?」
母だった。私は寝たふりをするつもりだったけど、なぜか母は私が寝てるとは思っていないらしい。
「お寿司を買って来たから、降りて来て?」
と言われ、私は仕方なく「はーい」と返事をした。
下に降りて洗面所で顔を洗ったけど、目は充血してるし、瞼が腫れていた。母に泣いてた事がばれるかもしれないけど、どうでもいいと思った。
もう、何もかもがどうでもいい気分だった。
ダイニングに行って母の前に座り、美味しそうなお寿司を目の前にし、お箸を持って俯いたまま「いただきまーす」と言ったら、
「彼氏と喧嘩したのね?」
と母は言った。
どのくらいそうしていただろうか。
部屋のドアをノックする音がして、それに応えずにいたら、カチャとドアが開き、パチンと明かりのスイッチが入れられた音がした。
「美咲、どうしたの? 大丈夫?」
母だった。私は寝たふりをするつもりだったけど、なぜか母は私が寝てるとは思っていないらしい。
「お寿司を買って来たから、降りて来て?」
と言われ、私は仕方なく「はーい」と返事をした。
下に降りて洗面所で顔を洗ったけど、目は充血してるし、瞼が腫れていた。母に泣いてた事がばれるかもしれないけど、どうでもいいと思った。
もう、何もかもがどうでもいい気分だった。
ダイニングに行って母の前に座り、美味しそうなお寿司を目の前にし、お箸を持って俯いたまま「いただきまーす」と言ったら、
「彼氏と喧嘩したのね?」
と母は言った。