悪魔な彼女と俺様彼氏。
ばれなきゃ大丈夫…!


そう。あたしは

『人の恋愛』

なんて、まるで自分が生太に恋をしてる。
みたいな事を真美に言ってしまったのだ。


「そっかぁ、やっぱり美羽は生太君が好きなんだね

 やーっと分かった。

 あ。私応援するから安心して!! 美羽♪」


どこか不気味な笑顔。

なのであたしも、


「生太なんか、好きじゃないって言ってるでしょ?

 あたしこれっぽっちもあんな奴に興味ないし。

 そんなに言うなら真美の彼氏探し手伝うけど??」


と、皮肉たっぷりに不気味な笑みを浮かべ、言った
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