悪魔な彼女と俺様彼氏。
あたしと真美は
お互いの目を合わせて、

ふふふと笑った。


「…たまに使えるね」


「使えるっつーか……何だろうね。馬鹿なのは確かなんだけどねぇ。男は」


…空が

青い……。


あたしは一瞬、空を見上げてそんな事を思った。

当たり前なんだけどね。


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