悪魔な彼女と俺様彼氏。
後から聞こえる声。
―――誰?

まぁ、どうせ男でしょ。


あたしはその声を無視してクリームパンを食べた。

麻美も無視している。


「おい…聞いてんの?」


しつこいなぁー。

あたしは麻美と目が合ったからそんな顔をした。


「今野美羽!!」


肩をポンと叩かれて、仕方なく振り向いた。


「何?あたし今麻美と昼ご飯食べてたんだけどー」


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