悪魔な彼女と俺様彼氏。

▼[恋の協力?]

麻美はもう、お弁当箱を取り出して、開けている。

いい匂いが屋上に漂う。


「……麻美?」


麻美は箸に卵焼きを持ったままぼけっとしていた。

あたしが麻美が箸に持った卵焼きを食べて、


「甘いっ!! まぁでもけっこう美味しいよ?」


「……ん?あぁっ!!」


やっと自分の卵焼きが食べられたのに気付いたみたいで、一人で騒いでる。
< 51 / 110 >

この作品をシェア

pagetop