悪魔な彼女と俺様彼氏。
「どんな彼氏?」


歳はいくつ。顔はカッコイイ。そんなつもりで聞いたけれど、麻美は、


「生太君だよ。」


だけ答えた。

生太? 水島生太?


「水島生太?」


あたしが聞くと麻美はゆっくり頷いた。


「えぇっ!?」

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