悪魔な彼女と俺様彼氏。
「そんな事望んでない!! あんたには麻美がいるでしょ?彼女なんでしょ!?」


あたしは何故か生太を見る事ができなかった。


「それは間違ってる」


「何が違うの?麻美の彼氏でしょう?だったら―」


『だったらあたしとキスなんかしないで麻美の彼氏ちゃんとやってなさいよ』と、言おうとした時、

遠くから、


「生太君〜?そこにいたのー?あれ?美羽も……」


麻美だった。
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