悪魔な彼女と俺様彼氏。
ニヤリと口元を上げると、生太はあたしをもっともっと強く抱きしめて、


「でも……続きはしてもいいよ? 勿論、ここじゃない、別の場所で、ね」


「バッ…カじゃないの?あたしは明日のデートの服を買いに来たんだから!!」


すると生太はあたしから離れた。 …なんで?

いや、抱きしめて欲しい訳じゃないけど……


「デート…?」


「そう!!文句ある?」


生太はうーん。と何かを考えた後、あたしに


「俺とデートした方が、楽しいよ?保証する。」


………ハァ!?
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