色恋


-真希side-


「……春川」

「…………」

「……ありがとな」


海波君は、ただそれだけを言ってお店から出ていった。


大丈夫!
雪も海波君も!!
少なくとも、海波君は自分の進むべき道を、見つけたと思う。

あとは、雪次第。
あたしがしてあげる事は、やるだけやったわ。

だから、あとは本人次第!


-真希side END-


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