色恋


「ふざけないで!海波君は、誰のものではないわ!!海波君を、もの扱いしないで!!!それに、海波君に近付く近付かないは、私が決める事よ!何故貴女たちに、私の行動を制限されなきゃいけないの!?私が一緒に居て、迷惑かどうかも、貴女たちが決める事じゃない!勿論、私でも!!」


叫んだ。
思うまま叫んだ。

頭にきた。

海波君を‘もの’扱いされた事も、‘近付くな’って言われた事も、全てが頭にきた。


< 117 / 175 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop