色恋


「ハァ…ハァ…ハァ……っ!」


つ、着いた!
紺野の家、学校まで結構遠いな……。

じゃねぇ!


「あ!」


あ、あれは!!


俺は頭上を仰いだ。


屋上には、紺野が立っていた。


「ん?」


おいおいおい……!
あれ、フェンス外じゃねぇか!!

マジかよ!
紺野を殺す気か!?


…………っ!
させるかよ!!


俺は、屋上へ走り出した。


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