色恋
「てめ……っ!余計な事言うな!!」
「あはは!紺野さん、海波照れてるよ」
「照れてねぇ!」
‘照れてない’と言ってはいるが、良く見るとうっすらと頬が赤い。
良く考えるてみると、水原君の言う通り、海波君は変わったのかもしれない。
だって、初めて会った時は助けてくれたとはいえ、冷たくて怖かったし……
真希と会った翌日は、低血圧のおかげで海波君の冷たさが増してた……。
流石にあの時は、心臓が止まるかと思ったほどだ。
でも、海波君はどんな時でも優しかったな……///