それは恋と呼べるのだろうか?
「だから、別れましょう。」


「娘を殴るような人は嫌なの。」


「あなたも幽霊やお化けが嫌いなんですもの


お互い様でしょ?」




「未架は、私が引き取るから。」


「分かった。そうしよう。」



「オレはきっとまた、未奈の居ない所で未架を殴ってしまうかもしれないから」




「交渉成立ね」




「あぁ。」



「今日は仕方ないから、取りあえず


家の中に入りましょう。」



「そぉだな。」



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