カレカノ疑惑
「ルイ君が、ルイ君が、ルイ君が悪いのよ、、、。」
「沙里菜・・。」
里奈が、そっとわたしを抱いてくれた。
「ルイくん、私と別れてすぐに美香とやり直したの・・。悲しくて、悔しくて・・」
涙が止まらない。
「もっと、もっと私を愛して欲しかったよぅ。なんで、なんで・・・」
涙が雨のように目からでてくる。
「悔しくて悔しくて、私も愛が欲しくていろんな人に抱かれたけど、ルイ君が、よかった・・・」
「まだ、沙里菜はルイ君がすきなのね・・?」
「・・・うん。」
里奈が、ワッと泣き出した。
「なんでなんで、里奈が泣くの?」
「私の私のせいなのよ、、。」
えっ、いみが分からない・・・
「ど、どういうこと?」
「私、ルイ君のこと好きになってて、沙里菜に嫉妬して、、、沙里菜が冷たくされてるのみて心の中で笑ってたの・・・。」
なに、それ。。。嘘でしょ、、、里奈、、、
「う、嘘だよ!!里奈がそんなわけ・・・」
「本当だよ!!私、ルイ君に嘘まで言ったの!沙里菜を傷つけるやつは昔の私みたいだから許さないとか、、私と沙里菜知り合ったの高校からなのにね。」
いや、これ以上いわないで・・
「別れさせたのも、全部私・・・」
・・・・・・・・・
「ひどいよ・・・。」
「ごめん、わたしのことはゆるさなくていいから、これだけは聞いて?」
・・・?
「なに?」
「ルイくんはちゃんと沙里菜のこと好きだったと思うよ。冷たいなかにも優しさはちゃんとあった。そして、今も・・・ちゃんと沙里菜のことがすきだとおもうよ?」