もっともっと夢中にさせて♥
『残念ってなんだよ?あ?残念って。何が残念なんだよ。』
柳の胸ぐらを掴みながら私は言った。
『ケガが少なくてすんだのに、何が残念なんだって聞いてんだよ!』
もう一発殴ってやった。
何も言い返せない柳。
『関係ない2人に手だしやがって。そんなことして何が楽しい?キャーキャー泣くとでも思ったの?泣くかよ。正々堂々と戦ってやる。次、関係ない奴に手なんか出したら…わかる?』
柳は負けじと言ってきた。
『ふん。さぁな。わかんねぇ』
『あ、そう。楽しみね』
邪魔者のようにこいつを離して私は屋上を出た。