お 姉 ち ゃ ん 、 ば い ば い 。





そんなこと、秘密だったけど。




「お姉ちゃんさ」






「ユウヤのこと愛してたよ」





「……うん」



ユウヤが小さく頷く。






「毎日ノロケ話聞かされてたんだから、2人に」





お姉ちゃんに聞かされた後、電話でユウヤから聞かされたり。






「いつも笑ってた、」





「…うん」



ユウヤはただただ頷くだけだった。


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