世界一可愛いお姫様





「妬いてなんかないよっ!
空がいけないんだからね!
あの人に呼ばれたら返事とかしちゃうし。

空は優しすぎるんだよ!

でもっ・・・・でも、誰にでも優しくしすぎたら
意味ないんだからね!

あたし以外の女の子に優しくする空なんか大嫌いだよっっ!」


あたしはあふれだす感情を押さえきれず
空にすべてをぶちまけてしまった。


大丈夫だって思ってたんだもん。


空ならいつもみたいに笑顔で「ごめん」って言うと思ったもん。


空はあたしから離れないもん。






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