向日葵の咲く頃に
千年の生命の輝き。

その力の奔流をまともに浴びて、押し流されぬ生命などない。

故にこの神通力は『葬送の炎』と呼ばれる。

「恨むなよ雄大。恨むならわらわを本気にさせた、その面妖な能力を持って生まれた己を恨め!」

葬送の炎が渦を巻く、天を焦がす、空を赤く染め上げる!

「心して受けよ!」

如何なる巨大な力をも消し飛ばす究極の神通力、『葬送の炎』。

その力の奔流が僕に向かって解き放たれ…!

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