ねぇ…先生。。




『前から言ってるだろ?


彼女いるって。』



先生…適当に答えすぎだよ…?


仮にも可愛い生徒の1人でしょ…??


いくらつきまとってくるからって小山さんが可哀相だよ…。



彼女の私がいうのもおかしいけど、


でも片思いしてたころがある私は
小山さんの気持ちがすごくよく分かる。



「彼女ってどういう人??」




『ん?すげぇ可愛いヤツ。』



先生…何言ってるの?


そんな恥ずかしいことを
サラッと言わないでよ…。




未来は私の方をちらっと見てニヤニヤと頬を緩ませている。



「彼女とはどれくらい付き合ってるの?」




『んー。分かんねぇ』




そうだよね……。


別れてなかったら1ヶ月ちょっとだし、

別れてるの含んだらまだ3日だもんね…?




「ねぇ…。せんせ…??」



急に小山さんの声が真剣になる。







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