ねぇ…先生。。





『ん?今なんて??』



先生は悪戯っ子のような笑みを浮かべる。




「なんでもなーい!!」


私は食べ終わったお皿を持ってキッチンに逃げ込む。



そして洗い物を始める。



リビングの方から音がしないな、

と思いながらも次々とお皿を洗っていく。



「ぎゃっ?!先生?!」


急に後ろに気配を感じたと思うと先生に抱きしめられた。



「洗い物できないよ?先生…。


私に洗い物させて??」



私は先生の腕を掴む。



意外にも先生はすんなり私から離れた。



おかしいな…と思って振り向くと今度は正面から抱きしめられる。



『ヤバイ……。


本気で嬉しいんだけど…。』



先生は耳元で囁く。






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