ねぇ…先生。。





「もう!!先生やだ!


先生ひどいっ!!」



私は先生の背中をポカポカと叩く。



『冗談だってじょーだん!!


なっ機嫌直せよ??』


先生は私の腕を掴む。



「全部話してくれないと機嫌なんて直らないんだから。」


私は先生の手を振り払いそっぽ向く。




『全部話すからここに座りなさい。』



先生口調が弱い私は素直に指定された席に座る。



『まず零が不思議に思ってることは川北と藍葉の関係だろ??


俺もいつからかは知らないけどあの2人は付き合ってる。


で自然に湧き出る疑問。



”なんで俺はそのことを知ってるのか”

だけどそれは零ちゃんと違って俺はそういう系には敏感だから。


それでもって零がこのことに気がつかなかったのは


零が”恋愛系”に鈍感だから。』



先生はニヤッと笑う。



しかもさっき”恋愛系”っていうのを強調して言ってくるし…。



でもやっぱり分からない…。





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