ねぇ…先生。。
第7章

我慢





期末テストが近づく今日この頃。



先生は期末テストの問題作りで調理室で会うことも学校外で会うこともない。




未来に、


「会いたくないの?」

って聞かれただけど、



「別に平気だもん。」


なんて答えた私がいた。



本当は会いたくて会いたくて仕方がなかった。




でも先生を困らせたくないから私が我慢するしかないんだ…。




『もしもし??


西城零さんの携帯ですか?』



夜電話がかかってきた。



「もしもし??

そちらは朝倉秋平の携帯ですか?」




『あ!!今呼び捨てにしたな!

俺の方が6歳も年上だぞ!!』



電話は先生からだった。



メールはするけど電話は結構久しぶりだったりする。







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