ねぇ…先生。。
無事テストを終えて、回答も返ってきて順位が発表された。
どの教科も徹夜で頑張ったため順位が下がることはなかった。
これで一安心だなと思っていると
『西城っ!!順位下がらなかったな!』
と、後ろから声が聞こえた。
驚いて振り向くと
「………先生?!?!」
なぜか後ろには先生がいて
私の頭の中は混乱状態。
「せんせーさ…何やってるの?」
私の隣にいた未来は呆れ顔で先生を見る。
『何って別に?なんとなくいる。』
先生は持っていた名簿で私の頭をなぜか叩く。
「いでっ!何するんですか?先生?」
私の鋭い視線が痛かったのか先生はニヤッと笑いながら
『なんとなく叩いたみたいな?』
と言った。
私はそのまま先生を置いて教室に未来と戻ったのだった。