ねぇ…先生。。
今日くらい…
先生とすごす最後の1日くらい…
心の底から楽しんでもいいよね…?
『れーいっ!!すげぇな!
誕生日のときもすごかったけど今回の方がもっとすげぇよ!』
いつのまにか先生はリビングに行っていた。
そしてリビングの机の上に並べられた私の料理を見て喜ぶ先生。
「そうかなぁ?
まっ味の保証はないけどね。」
と、私が言うと
『俺、零の作った料理がたとえ不味くても全部食べれる自信がある。』
先生はニヤッと笑って言った。
『俺は零との愛があればなんでもできる。』
もっと顔を緩ます先生。
先生、ありがとう……。
嬉しすぎて目から涙が溢れそうになる。
『零~泣くなよぉ。』
いつのまにか涙は溢れていて、
先生は私の頭を『よし、よし』と言いながら撫でる。
ねぇ…先生。。
私、先生に愛されて良かった。
私、先生を好きなって良かった。
私、先生を好きになったこと、
先生に愛されたこと、
一生、忘れない………。