ねぇ…先生。。
ってそんなことじゃなくて、
「ってかどうやって鍵開けたの?」
これって一番重要だよね?
『合い鍵の場所見つけた。』
サラッというお兄ちゃん。
ってかお兄ちゃんすごいね…。
私のことなんでも分かるんだ…。
『零は単純脳細胞だからな。』
ニヤニヤと笑うお兄ちゃん。
”単純脳細胞”ってひどいよ…?
『それより腹減った。』
お兄ちゃんは私に上目遣いで言う。
私は仕方なく台所へ向かい料理を作り始めた。
『零は彼氏いるの??』
作り終えた料理を机に置いてイスに座るとお兄ちゃんが来て言った。