ねぇ…先生。。
『零?!受験票持った?!?!』
「持ったよー!
あっお守り忘れた。」
朝から騒がしい私の家。
今日はセンター試験1日目。
『もうちょっと静かにしろよ。
寝れないじゃんかよ。』
そう言って眠そうに目を擦りながら部屋から出てきた隼人。
「ちょっとそんなところに立ってないでよ?!
邪魔よ 邪魔!!」
そんな隼人の横を通り過ぎる私。
『零!!未来たち来たぞ??』
お兄ちゃんがリビングから叫ぶ。
「分かったぁ。」
私は返事をして玄関に向かう。
「零!おはよ!!」
と、未来。
『よっ!準備できた??』
と、なぜかいる海斗。
『ちぃーす』
と、これまたなぜかいる大和。
『あっ!みぃーちゃんに海斗くんに大和くん?!』
奥から隼人の叫ぶ声が聞こえた。