ねぇ…先生。。





それから放送がかかり

みんなは思い思いに動いた。



先生はみんなに囲まれて写真を撮ったりしていた。



私は大和と一緒に未来と海斗の教室へ行った。



「……れ゙い゙」


教室へ行くと未来は顔をぐしゃぐしゃにして私に抱きついた。



そんな未来の姿に顔が緩む。



大和も海斗も楽しそうに話をしていた。



「未来?今までありがとねっ!!」


私は泣いたあとの赤い目で未来に笑いかける。



「やだっ!!」


と、意味の分からないことを言う未来。



「今まで…ってなんかもう一生会えないみたいじゃん!!


だからあたしはね?

”これからもよろしくね!”って言うけどなぁ~」


未来は私に微笑んだ。



「ってそうじゃなくてさっ!!


調理室行ってきたら??」



ニヤッと笑う未来。



『早く行ってやれよ』


こちらも同じくニヤッと笑う大和。



『先生が待ってるんだろ?』


海斗もニヤッと笑う。



…………………?!?!?!



ちょ、ちょっと待ってよ?!


なんで海斗が知ってるの??



私の頭は混乱している。






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