ねぇ…先生。。
第2章
メールアドレス
あれから先生とはかなり仲良くなった。
最近知ったんだ。
先生は放課後になると調理室で昼寝をしてる。
多分この学校でこのことを知ってるの私だけだと思うよ。
先生の秘密を私だけが知ってるって…
すごく『特別』って気がする
そんなことを考えると思わず顔がニヤける。
『おい、西城!
顔がにやけてる気味悪いぞ??』
「うるさい!先生!!」
今は未来が部活終わるのを待つために調理室にいる。
遊びにきてるワケじゃない。
一応期末テストの勉強をするため。
形だけはね…??
本当は先生に会いに来てる。
『西城さ……
毎日ここに来すぎ…
そんなに俺に会いたいか?』
ニヤッと笑う先生。
そうだよ…??
先生に会いに来てる。
でもそんなこと口が裂けても言えないから
「せんせーのばかっ!!
んなワケないじゃん!」
って怒ったふりするんだ。