ねぇ…先生。。






『零は…何の教科の先生になりたいの?』


先生は私の目を真っ直ぐに見つめたまま。




先生は家庭科の教師。


お兄ちゃんは国語の教師。




私は得意科目の


「英語の先生になりたい。」



もっと英語の勉強をして、


もっと知識を増やして、


生徒の気持ちが分かる先生になりたい。



『英語か……。



俺、英語の教師の教員免許持ってるんだよ?

知ってた………??』




「え?は…?ウソでしょ??」



疑いたくなるような話。



『なんだよ。それは。


俺、一番得意な教科って英語なんだぜ?』



ニヤッと笑う先生。


初めて知ったよ…。


だいたい前、英語の発音気持ち悪いくらいに悪かったよ??



なのに英語の教員免許持ってるの…??







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