ねぇ…先生。。







「もう…いいよ。」

私の肩に手を置いて未来が呟いた。



「え…………??」


私は俯いていた顔を上げる。



「そりゃあすっごくムカついたけど、

でも、ちゃんと零がどう思って私に言えなかったか分かったから…。」



微笑む未来。



「でもそのかわり!!


これからはちゃんとあたしに教えてよ…??」


私は思わず。



「未来…大好きっ!!」


と言って未来に抱きついた。



それから2人で仲良く帰った。


帰り道、なんで私と先生が付き合ってることに気がついたのか聞いたら



「だって朝倉ずっと授業中零のこと見てるし、


零は毎日欠かさずに調理室行くから怪しいなって思ってさ。」



未来は涼しげな顔で言う。




でも…これってヤバくない?


そんな簡単にバレちゃったら…


他の人にも気づかれちゃうかもしれないよね…??




< 72 / 307 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop