ダメ人間光ちゃんの挑戦2

「突然だが、選抜大会というものを知っているか??」

選抜大会・・・。
どこの区がどれくらい強いかを把握するためにする試合・・。
控えを含め11人で区内選抜チームを作り、
市内、県内でどの辺にいるかを知ることが出来る。


「それがどうかしたんですか??」

守が笑っていった。

「11人のうち、数人がここの中学校から出る。」

「まずは、島村優也・そして一尾利守。肩平光だ。」

パチパチパチパチ・・・。

拍手が鳴り響いた。


「よかったな。光。ちなみに俺も代表だ。」

監督が結城を見て目を真ん丸くする


「静岡の速攻の壁、結城智士・・・。」


「おー監督さん。俺のこと知ってるのか??」

「中総体。味方チームの実力が劣っていて上までは行けなかったが
 相当な実力を発揮した。それくらい知っている」


智士ってそんなにすごいんだ・・・。
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