あなただけのうさぎになりたい
あたしは人に恋をするのが少し怖い。
あの日から……。


高校に入学してからあたしは一人の男の子が気になった。
ある事をきっかけにメールもしだした。
気になっている事を友達に話した。

そしたら次の日……。
中学から一緒だった友達に

「あんま調子のんなっ」

机をおもいっきり叩かれて言われた。

何が?
って思った。

「瑠依があいつの事好きっち知っちょうやろ?」

あ~…。
あの子が話したんだ。
気になってしまったのはしょうがないじゃん。

その日からみんなの視線が痛かった。
悪口言われてるのが分かる。
だって聞こえるように言われてるから。

辛い……。
死にたい。

あたしの左手に一本の線が出来てしまった。

また飲んでしまった。
もう飲まないって宏と約束したのに。
体が重く……
まぶたも重くなり眠りについた……。

学校でも服用してしまった……。
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