あなただけのうさぎになりたい
「瑞希ちゃん眠そうやね」


「少しだけ…」


「なら俺等ちょっと瑞希ちゃんを送ってくる」


「行ってら~」


「遅くなってごめんね?」


「いえ、楽しかったです♪」


先輩と一緒にいれたから。
先輩が腰に手を回してきた。
あたしは左側を向いて窓から外の景色を見た。
帰りは安西先輩も一緒だから後ろ3人はキツい。
だけど猿渡先輩が隣に座っていてくれた。


「眠ぃー」と叫びながら安西先輩は車の中で寝てしまった。
家にもう少しで着くって所で先輩があたしの左腕を自分の方に引っ張って、さっきまで外を眺めていたあたしの体を先輩の方に向かされた。


え?
もしかしてキスされるの?
あたしは恥ずかしくてまた外の方に体勢を戻した。

でも絶対違かったよね?
好き過ぎて変な妄想してしまったし(苦笑)
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