不器用な恋
ディスプレイには夕姫奈の文字。
『はい。』
「由月っ!?」
『どうした?』
「唯達が、戸崎に捕まってる。ハァ、ハァ、ハァ…由月、早く………行かないと…………てか、今どこ?」
夕姫奈は激しく息切れしていた。
『学校に決まってるでしょ?唯達はどこ?』
「空き地裏の倉庫。」
『夕姫奈は?』
「今、由月の学校前。」
『は…?………今いく。』
『はい。』
「由月っ!?」
『どうした?』
「唯達が、戸崎に捕まってる。ハァ、ハァ、ハァ…由月、早く………行かないと…………てか、今どこ?」
夕姫奈は激しく息切れしていた。
『学校に決まってるでしょ?唯達はどこ?』
「空き地裏の倉庫。」
『夕姫奈は?』
「今、由月の学校前。」
『は…?………今いく。』