ありがとう

そのまま視点を落とすと、ガラス越しに小さな男の子が精一杯の背伸びをしながら覗いていた。

そのすぐ近くでは、高い身長を無理に屈めながら自動販売機から落ちてきたジュースを取ろうとしている青年がいた。
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