ありがとう

結局、小さな橋の下で寝ることにした。

ここならもし雨が降ってもある程度は防げるし、何より周りから見えづらかったのが良かった。

「布団って、いいものだな」

あまりの暑さに寝袋のチャックを開け、包まれながらそう呟くと静かに目を閉じた。
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