永遠に…愛してる
約束
「蓮ちゃん!!僕ね…さよならは言わないんだ。」
「どうして、言ってくれないの?」
「パパがね、男はさよならなんて言わないんだって!!」
「二度と会えなくなったら、どうすんのよ!!」
男の子は、笑顔でこう言った。
「俺が、必ず迎えに行く。」
10年後…
私、水瀬蓮。高校2年生の女の子。って、自分で言うほどでもないんだけど…///
今日は、10年前、私が住んでいた家に帰ってきた。
その理由は、父が今まで海外を本拠地てしていた、会社を日本で経営することになった。そこで、私は前に住んでいた、ここを希望して、今日こうして戻ってきたのだ。
「あぁぁ!!私、この傷覚えてる!!」
「何?どこの傷?」
「玄関の!!私と隆が…」
『隆』というひとは、私が小さい頃に、一番仲良しだった男の子。あの頃は、お互いに…///好きだったりして////
今は、どんなになってるんだろう。気になって仕方ない。
「お母さん!!」
「どうしたの?」
「隆の家ってここを右に3軒目の所だよね?」
お母さんに、了承を得た事だし、ちょっくら会いにいくか!!
家を出た瞬間、私はある人にぶつかった。
「すみません!!」
とても身長が高くて、顔がキレイに整っていた。余りにも、キレイだったから、私はついつい見とれてしまった。
「おいっ!!テメェ何みてんだよ!!」
顔が整って、爽やかそうな顔から意外なセリフが出てきた。
「ヒィィィッ!すみません!!」
私は、走って逃げ出した。近くの公園に入った私は、意外な人物に出会った。
「隆のお母さん!!!」
私は、隆のお母さんを見た瞬間声が出なかった…。