*おベンキョの時間*
後ろの席の親友の辛嶋亜夢(カラシマアム)ちゃんが私の成績表を覗き込んでくる。



彼女は学年トップの才女。



その上…可愛いし…スポーツ万能。
生徒会書記も務めている。



「……!!?」



亜夢ちゃんの顔も私の成績表に顔を引き攣らせる。



私は成績表を閉じて…スクバに入れ込む。



「このままだと…菜々香…留年だよ~」



「だから…夏休みは…みっちりとカテキョ雇って…勉強頑張るつもり!…2学期はこの
アヒルの行列を脱してみせる!」
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