*おベンキョの時間*

尭耶さんは慌てて…潜水して探し始めた。


尭耶さんの態度を見ていると…紛失したネックレスは大切なモノみたい…


私も辺りの水面を覗き…探した。



「ダメだ…見つからない……」


尭耶さんは潜水でUターンして私のそばに戻って来た。


いつまでも水面を見つめる尭耶さん…


「……大切なモノなんですか?」


「うん…まあ~俺が新人のホスト時代に初めて…お客様に貰った記念のネックレスなんだ~値段にしたら高価なモノじゃあないけど…後で探すコトにする…それよりも
練習だ菜々香ちゃん…」








< 140 / 312 >

この作品をシェア

pagetop