*おベンキョの時間*
「……それよりもお前…縁談の話来てないか?」


「縁談?あ……来てるよ…今度の日曜日…親父である会長命令で…たくっ…
俺には相手居るのに…なあ~」



祐早斗の隣で食べている秘書の女の子。



風貌は就活の女子大生ような紺のスーツに長い髪を後ろで一つに束ね…
薄化粧で黒縁眼鏡と地味な感じ。



「え、あ…私に振らないで下さい…社長」


「こいつ…俺の女…染中美苑(ソメナカミソノ)…会社では地味だけど…夜はシンデレラみたいに美女になるんだ…」


「……」








< 194 / 312 >

この作品をシェア

pagetop