*おベンキョの時間*
リビングに居たのはロリーターファションでキメた可愛い女の子。


「菜々香ちゃん…初めまして…理杏です★」


男の子には思えない高音で可愛い声。



少し…首を傾げて…上目で私を見つめて挨拶。



同性だけど…何だか…鼓動が早くなる。



「菜々香ちゃん…よろしく」


「こちらこそ…」



「お近づきの印…」


理杏ちゃんはソファーから立ち上がって私の方に歩み寄る。


彼女の足取りでスカートの裾がフワフワ揺れた。
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