*おベンキョの時間*
「見ていいですか?」



思わず不躾だけど…小さい時の尭耶さんをどうしても見たかった。



「いいわよ~あなたは兄貴のフィアンセだし…」



「ありがとう~」



私は封筒を開けて中身の写真を取り出した。


「可愛い~♪♪」


幼い時の尭耶さん。


小さい時から顔が整っていた…



「兄貴…よく女の子に間違われてたみたい…あまりにも可愛すぎて…誘拐されたり…
悪戯にされそうにもなっていた」



「それは私も聞きました…」





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