*おベンキョの時間*
「マジで可愛い~」
理杏君も写真を覗き込んで来る。
「でも…苛められたりもしたみたい…顔が整い過ぎてて…私たち家族とは似てないか
ら橋の下で拾われた子だとか言われて…」
それは初耳だった。
「兄貴は自分の顔にコンプレックス感じてるみたいだけど…私は逆に…兄貴の顔が羨ましかった…この通り…私は普通の顔だし…兄貴みたいに美形に生まれたかったぁー」
あすみさんは羨ましそうに写真の尭耶さんを見つめる。
理杏君も写真を覗き込んで来る。
「でも…苛められたりもしたみたい…顔が整い過ぎてて…私たち家族とは似てないか
ら橋の下で拾われた子だとか言われて…」
それは初耳だった。
「兄貴は自分の顔にコンプレックス感じてるみたいだけど…私は逆に…兄貴の顔が羨ましかった…この通り…私は普通の顔だし…兄貴みたいに美形に生まれたかったぁー」
あすみさんは羨ましそうに写真の尭耶さんを見つめる。