*おベンキョの時間*
まあ~顔立ちにも何処か…品があるし…物腰も柔らかい。



育ちはいいかな~?



「……全然…進んでないけど…もしかして分からない??」



「え、あ…」



ボ~ッと考え込んでいると…尭耶さんが私にテストを覗き込んで来た。



「……いえ…あ……」



私は問題を解き始める。



今度は尭耶さんの気配を間近に感じて…心臓がドキドキして、身体の体温が上昇。



問題もサッパリ解けず…額には焦りの汗が滲み出てくる。
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